7月 4歳クラス 学年だより
アリさんのおうちはどんなお家かな?
外に行くと、アリを見つけてバケツに集めたり触って見せたり、とてもアリを身近に感じています。4月、お子さん達は「アリさんのご飯をあげる!」と石や葉っぱを集めたり「お家を作ってあげたい!」と砂をたくさん入れていました。
5月のある日、図鑑を見ていたお友達が「あ!アリさんのお家がのってるよ!」とお家の解体図を見つけみんなに教えてくれました。そのページにはアリが食べるものやアリを飼う方法も載っていたので「アリさんは甘いものが好きなんだね!砂糖とかクッキーを食べるって書いてあるよ!」「アリさんのお家ってすごいね!」と少しずつ発見を重ねてきました。
虫かごにたくさんのアリを入れたところ、アリがかごの隙間から脱走してびっくりしたり、逃げないようにペットボトルに入れたらアリがいなくなったりお子さん達なりに考え、「もっと砂を入れた方がいいかな?」「ごはんが足りなかったかな?」「アリさんかわいそう」感じたことを思い思いに口にしながら色々な方法でアリの観察を楽しんでいます。
6月に入り、絵本をみて「アリさんのお家の中を見たい!」という気持ちがさらに大きくなりました。「巣の周りをスコップで掘ってみよう!」と何人かのお子さんが雲梯の近くの塀のそばを掘り始め、何日か経った6月23日、白い粒粒がたくさん出てきて「卵だ!みて!みて!」とお友達を呼び、みんなで大興奮でした。
次の日、年長さんからアリの絵本を借りてくると、「昨日の白い卵、このさなぎに似てる!」と卵ではなく『さなぎ』であることが分かりました。そのさなぎとアリを虫かごやバケツに入れて観察しているところです。
お子さんたちは「不思議!」「面白い!」「やってみたい!」とわくわくしながらアリに気持ちを寄せています。ぜひ、お家でもお話ししながら身近な自然を楽しんでみて下さい。
今、お子さんたちの『もっと知りたい』気持ちが膨らんでいます。そこで、もしお父さんやおじいちゃん、お知り合いに、「虫が好き!」「アリを飼ったことがあります!」という方、自然に詳しい方がいらっしゃいましたら担任までぜひお知らせください♪