お知らせ・園だより

12月 園だより

インフルエンザ ノロ流行性胃腸炎など 感染症に気を付けましょう

■コロナウイルス感染症罹患者数が全国で急増しています。福島県内でも増加があり、第三波への備え・冬場の感染対策を再確認する必要があります。気温や湿度が低いほどウィルスは広がりやすく、また冬場は室内での換気が不十分になるため感染が広がりやすくなると言われています。引き続き三密を避ける、マスク着用、手洗いをしましょう。

新型コロナウイルスの感染拡大が収束しないなか、冬場はインフルエンザの流行も心配されます。どちらもかからないようにするためには、ワクチン予防接種を受けることも重要です。基礎的体力ができると感染しても免疫力で軽く済みますが、乳幼児期は回復が長引いたり余病を併発したりすることがあります。お子さんの体調の良い時にご家族も一緒に受けましょう。乳幼児期の集団生活では「うつさない・もらわない」よう、手洗い・うがい・消毒で予防し体調の悪い時は無理をして登園しないでお家でゆっくり過ごしましょう。

インフルエンザに感染した場合、学校保健法により、発症日を0日目とし、5日間経過、かつ解熱後3日間経過(最短でも発症日を含む6日間)まで出席停止になります。ワクチンを接種すると症状が比較的軽い場合もありますので、登園前に体調を確認し、発熱、関節、喉の痛みなどの症状がある場合は受診をお願いします。繰り返し感染症を発症すると、成長発達への影響が心配されますので体力向上、感染防止にご理解と協力をお願いします。

若葉こども園では、家族がインフルエンザに感染した場合も感染拡大予防の為、園児もお休みしていただくようお願いしています。(出席停止扱い)様々なご事情があると思いますがご協力下さい。

園のお子さん方は、手洗い・うがい・消毒の大切さを年齢なりに理解し、生活習慣として身に付いています。1学期から継続している朝の検温のご協力もありがとうございます。

今後もお子さんの健康維持と増進を家庭と園で連携していきたいと思います。

<感染予防のため、下記のご協力をお願いします>

〇お子さんの送迎時の際、保護者の方はマスクの着用をお願いします。園舎に入る時には、アルコール手指消毒をしましょう。

〇発熱やひどい咳が出る、だるさが強いなどの風邪症状がある時には、無理をせずゆっくり体を休ませましょう。保育中、お子さんの体調不良が見られたり、37.5℃以上の発熱があった場合には、連絡をしますので、お迎えをお願いします。

〇万が一、お子さんを含めた同居家族の方が濃厚接触者となった場合やPCR検査を受けることになった場合には、園までご連絡ください。

〇心配なことや不安なことがありましたら、園にご相談ください。 5歳クラスの様子 みんなでドッヂボール  5歳クラスの様子~みんなでドッヂボールを楽しんでいます~

■若葉幼稚園・こども園では、医療機関等で使用している「空気清浄除菌脱臭装置」を設置し「紫外線殺菌灯」「微酸性電解水」「電子イオン空気清浄機」「アルコール消毒スプレー」等の衛生機器用品を組合わせ、保育室・水道・戸口・机・椅子・保育用具・遊具・昼寝用品・スリッパ等の消毒を行ない、安全な環境維持に努めていきます。

自然の恵み・収穫の喜びを味わいました

五感を働かせて、お友だちと一緒に自然と触れ合う中で、興味や関心を継続して深める機会が強い印象を残します。幼児なりに知識を増やし、感動や満足感を味わうことは自己肯定感の育ちに繋がります。

満足感や自己肯定感が高い子どもほど、学習意欲や忍耐強さ、やり抜く力など目に見えない能力(非認知能力)が高くなり、大人になってからの社会的成功につながるということが、科学的根拠(エビデンス)として世界の常識となってきました。

 

若葉幼稚園・こども園では、長いスパンで取り組む保育プログラムの中で行う「5歳クラスの田植え・稲刈り・もちつき体験」や「4歳クラスのさつま芋苗植え付けと芋ほり」をはじめ、各園の園庭の柿、りんご、栗の生長を毎日目にしています。今年は豊作で二学期は、実りの秋を沢山感じて過ごしました。美味しさを味わったり、楽しい実体験が、豊かな食生活や遊びの素材、生活の知恵としてお子さん達自身が生涯繋いでいく原動力となるよう引き続き環境を整えていきます。

          ~餅つきの様子~

<もちつき体験と会食>

11月半ばには稲作り保育の一環で、「もちつき体験」を行いました。コロナ禍のため例年より規模は縮小しましたが、お子さん達にとって節目の伝統行事であり貴重な体験の機会確保を目的に、各園感染症予防対策をとりながら開催しました。詳細については、各園のレポートでご紹介します。

<5歳クラス 「カレー作り」「手巻き寿司パーティー」>

12月の終業日までに稲刈りした新米(品種こしひかり)を味わうために、園毎に開催日の違いはありますが、5歳クラスで「カレーつくり」や「手巻き寿司パーティ」を進めています。

カレーつくりは、野菜切りに挑戦します。特に男の子に初めての挑戦というお子さんが多くみられますが、包丁を持たないほうを猫の手にし、真剣な眼差しで手元を見つめながら、ゆっくり包丁を入れています。カレー作りは、実施時期のお誕生お楽しみ会時に全園児で会食します。出来上がったカレーを食べると、あちこちで「美味しすぎる!!」「おかわり」の声が聞かれました。特に5歳クラスのお子さん達は、自分たちで収穫したお米、切った野菜を使って調理したことで、美味しさが倍増、満足感が膨らみます。(会津若葉幼稚園は12月実施。)

手巻き寿司パーティは、卵・シーチキン・きゅうり・かんぴょう・かにかまを具材に、新米の美味しさを味わいました。(みなみ若葉こども園は12月実施。)

     ~5歳クラス 手巻き寿司パーティーの様子~

<園庭の収穫果実の会食>

園庭で実ったリンゴをジャムにしたり、自然園で大収穫の栗を茹で栗や、栗の蒸しケーキにしたり、渋柿が取れた園では焼酎で渋抜きをして、12月に会食予定、甘柿が取れた園では、お昼のデザートに皆で会食しました。

     ~4歳クラス~「焼き芋会食の様子」

お子さん方の成長している姿をご覧ください~今年の発表会は変わります~

■12月12日(土)会津若葉・菅原若葉、12月13日(日)みなみ若葉が、園を会場とし学年を分け、大勢の人数が集まらないよう配慮しながら発表会を行ないます。

12月は、上の年齢クラスの発表会ですので、『力を合わせる気持ち良さ』『自分の役割を果たし友達と一緒に創り上げる喜び』『やり遂げた満足感』を味わえるよう取り組んでいます。「ここの踊りはこうしたらいいんじゃない」「楽器の練習したい!」などアイディアを出し、率先して練習する意欲的な姿が見られます。

小さい学年のお子さん方は、お兄さん・お姉さんの一生懸命な姿を見て、自分達も同じようにやってみたいという憧れの気持ちを持ち、3学期の発表会へ臨みます。

保護者の皆様にも間近でお子様の表情や感情表現など細かい部分までご覧いただき、具体的に褒めてあげて、生涯の基礎となり思春期、青年期に大切となる自己肯定感を育んでいただきたいと願います。

【感染対策について】

■コロナウィルス感染防止対策のため、制限やご家庭の協力事項が多くありご不便をお掛けしますが、自粛のしすぎや「何もしないことが安全」と発表会を中止するのではなく、お子さん達の成長に大切な経験の場を安全に確保し、「最後まで頑張って楽しかった!」という満足感や達成感を味わっている姿を見て頂く機会にしたいと考えています。

成長・発達の記録Ⅰ ~運動能力テストの結果はいかがでしたか~

■バランスのとれた運動能力の育成」「生涯の健康の基礎作り」を目的に確かめ、今後のご家庭と園で成長を共有し、援助や指導の目安とするため「運動能力テスト」を毎年10月に実施し、測定結果を表にしてお渡ししています。

コロナ禍の中、ご家庭と若葉幼稚園・こども園が協力し、幼児期の大切な自然の中での伸び伸び身体を動かす様々な体験や運動遊びを制限せずに楽しみました。

その結果、今年度は「25m走」が全学年で昨年の園平均を更新し、欠席日数もかなり減少し大変健康に過ごせています。

感染予防に努め、今年も5月下旬から9月まで、水道水のソーラーシステム温水を毎日交換して使いプール遊びを継続したことが、健康で丈夫な身体作りと体力向上に繋がっています。

入園年度からの記録が入っていますので、伸びた所はたくさん褒め、平均値に届かない種目があっても、自発的に身体を動かして遊ぶ環境を作り充実感、満足感が味わえる援助をしていきましょう。

身体を動かして遊ぶ経験を増やすことで、運動が好きになり精神面が安定し、心身共に成長します。寒い冬を迎えますが、感染症対策を徹底しながら、出来るだけ戸外で遊び、園内ではホールで鉄棒、マット、ボールを使った遊びや縄跳びなどを多く行います。

家庭でも休日にはお子さんと一緒に身体を動かし、触れ合い、家族に絆を深め、今後もコロナや感染症に負けない健康的な生活を過ごしましょう。

    ~満3歳クラスの様子 日向ぼっこ気持ちいい!~

未入園児のみなさん 遊びに来てください

~「カンガルーム」(未入園児親子体験遊び おひさまルーム(施設開放)のお知らせ~

■兄弟姉妹が減りご近所に小さいお子さんがいないため、遊びを通しての社会性を育てる機会が減った環境を若葉こども園は改善したいと願っています。幼児教育施設の充実が地域の次世代のために最重要と考え、「子育て支援」として0才から入園前のお子さん同士の触れ合いや保護者の皆さんでコミュニケーションをとっていただける環境を提供しています。

全国認定こども園が調査した『就学前の子育て家庭対象の新型コロナウィルスに係るアンケート調査報告』によると、「子どもの過ごし方に悩む」「メディアの利用が増えた」「親の心身の疲労」などが上位に上げられていました。

若葉こども園では、空気清浄殺菌機器や加湿空気清浄機、消毒用殺菌灯、消毒・殺菌用弱酸性電解水など衛生環境に努めています。

天気の良い時には、園庭で身体を伸び伸び動かして遊んでいただいています。安心・安全な環境の中で、お家の方も一緒に心も身体も解放して遊びましょう。受付の際には、検温とアルコール消毒のご協力をお願いします。

12月・1月の日程>

■現在、令和3年度の入園受付を行なっています。

在園の弟妹の方、ご紹介くださったお子さん、お知り合いやご近所で入園を希望される方、また年度途中の入園を考えている方、会津若松市外にお住まいの方の入園についても是非ご紹介下さい。

若葉こども園独自の『若葉奨学金』として、第2子の方に一万円、第3子以降の方に二万円を贈呈しております。紹介してくださった方でまだ手続きをされていない方、入園を迷っている方がいらっしゃいましたら、もう一度声を掛けて下さいますようお願い致します。

【受付には】

◎0~2歳のお子さんの入園を希望する方は「市・教育保育支給認定申請書」の提出が必要です。

◎満3歳~のお子さんの入園を希望する方は「若葉幼稚園・こども園(幼稚園部)入園申込書」「市・教育保育支給認定申請書」の提出が必要です。

■「市の申請書」の提出期日が12月4日までとなっています。各園で受付・登録を行ない、市の申請書をまとめて持っていきますので、必ず園に提出下さい。

園に提出して登録していただきますと、どの方が希望されているかがわかり、市の入所調整の打ち合わせがしやすくなります。

エンゼル保育園の様子 「落ち葉がいっぱい」

カンガルームの様子 「お外遊び大好き」