お知らせ・園だより

11月 園だより

コロナ禍の中で前向きに生活するために②

■若葉幼稚園・こども園では、こども園制度や幼児教育無償化制度の充実により「教育・保育の質」を改良し「国際水準を超える」教育・保育を向上させています。

■戸外や自然の中で伸び伸びと活動し感性を育めるよう、一年間を通して豊かな自然体験・直接体験が出来る園内の整備や、年齢に合わせた継続的な教育・保育計画による活動を年齢に合わせて進めています。

今年の秋もスクールバスに乗って、果樹園で「くだもの狩り」や会津大学や若葉の森で「どんぐり拾い」をしました。会津美里町新鶴の「若葉の森」では四季折々の自然の中で様々な体験をしています。

引き続き乗車前の手指消毒とマスクの着用や、座席に余裕を持ったスクールバスで、活動の範囲や内容を改良しています。

今後も四季折々の自然の中で様々な事象に出会い、良い体験ができるよう用意された環境のもと、好奇心、探求心、感動する心を育むよう、年齢に合わせ継続的な計画による活動を進めていきます。

■ご家庭での感染症予防対策、毎朝の検温、体調管理のご協力があり、コロナのため幼児期の大切ないろいろな体験を中止せず、自然の中で例年と変わらない活動を楽しめていることに教職員一同感謝いたします。

コロナ禍の中、世界中の大人にとっても、子どもにとっても本当に大変な状況ですが、自分自身や大切な人を守るため引き続き基本的な感染症予防対策を徹底して過ごしましょう。

【内科検診】の様子 

 竹田綜合病院小児科 藤木先生に診て頂きました。

 

<小学生の暴力行為・不登校が増加し深刻化>

■10月26日「日本教育新聞」に掲載の記事です。

文部科学省、小・中学生、高校生などの生徒指導上の課題の令和元年度の調査結果が公表されました。「児童・生徒の暴力行為件数」「不登校の児童・生徒の割合」「いじめ認知件数」の増加が特に目立ちます。暴力行為件数は2年続けて、小学校が中学校を上回りました。

小学校の暴力発生件数は、平成18年度が3,803件だったのに対し、令和元年度は4万3,614件と11.5倍に増えました。暴力行為の内訳は、子ども同士の間が73.6%、対教師への暴力が14.9%、器物破損が10.7%です。

不登校の小学生の人数は、5年前と比べると2.06倍と大きく増加しています。学校で起こる問題が低年齢化している衝撃的な内容です。

 

~若葉幼稚園・こども園でたいせつにしたいこと~

■世界も日本も日々大きく変化する時代を生きるために大切なのは「乳幼児期に大事にされ、適切

な環境の中で良い教育・保育を得て過ごす体験」です。幼児教育の効果は、成人してからも生涯にに渡り持続することが世界各国の研究や調査結果で示されています。

ルールを守り、少し我慢することなどを体験し、友達への思いやりを育て、社会生活の基礎が作られます。新しいことを知る「喜び」、苦手なことにもあきらめずに取り組む「粘り強さ」や「意欲」、年齢なりに自分で自分をコントロールしようとする「自律心」などが集団生活の中で育ち、幼稚園の経験が小学校生活、それ以降の生活の基礎基盤となるのが世界共通の認識です。

若葉幼稚園・こども園は、新しい環境、友達の中でも周りに流されず自分らしさを発揮し、友達の良さを認め互いに協力し合える自信とリーダーシップ、協調性を備えたお子さんに育つことを目指しています。

楽しい遊び・満たされた園生活を保障し、教育・保育の質の改善を第一に考え、教育・保育のレベル向上に一層努めています。

~保育園 0歳クラス~

 「神社にお出かけ楽しいな~♪」

 

~学校生活で自分の目標やりたいことを十分実現できるようご家族のサポートを~

■若葉幼稚園・こども園など、ご家族が教育や育児に関心のある環境で育った小中学生は、学校での学習生活や課外活動に比較的スムーズに溶け込み、自分の目標へ進みます。

入学・入学後に、様々な恵まれない環境のお子さんが感情や粗暴な行動の「自制」「コントロール」が未成熟のため問題につながります。周囲のお子さんがいじめや暴力を知らないふりをするのは共犯者になってしまいます。ひとりが被害者になることは誰であっても放置できません。学校まかせが全国で増えていることは残念なことです。

お友達と一緒にやさしく、親切に声を掛け合い、ダメなことや悪いことは担任の先生や家族にも伝え「みんな一緒に仲良く頑張ろうね」と、まとめる思いやりのあるリーダーシップを育てるようサポートしてあげましょう。

~3歳クラス~

「はさみが上手に使えるようになったよ!」

 

思いやり・支えあい・感謝の気持ちを育てましょう

<年長クラス若葉実習田の収穫米>

■年長クラス『稲作り保育』でお世話になっている農家の方から「今夏は猛暑のため、育ちに懸念がある」と生長経過観察の際にお話を伺いましたが、さすが経験豊富な専業農家の管理のお陰で今年もたくさんのお米が収穫できました。

若葉幼稚園・こども園では、5歳クラスが種もみからの発芽、育苗、田植え、収穫までを継続して行い、「自然の素晴らしさ」「生命あるものの力強さ」「働くことの大切さ」「食物を作る過程」を手と目で直接見て、触れて、感じて、心に残る経験となるよう保育をしています。

園の稲作りは、実習田提供や指導管理をして下さる地域の農家の方や、田植え・稲刈りのお手伝いをして下さる保護者の方々の協力が大きく、ご協力いただいた皆様に大変感謝しております。

■収穫の喜びがつまったお米を、大震災の避難生活、近年の災害被害にあわれた方々のお力になれればと考え、今年も贈呈します。

お米の品種は「コシヒカリ」です。昨年まで全米放射線検査が義務付けされていましたが、勿論毎年クリアしている安全なお米です。平成23年度から毎年実施し、「心を寄せてもらうことが何より嬉しいです」と喜んでいただいています。

東日本大震災から9年半が経過しました。ここ数年は温暖化の影響で竜巻・突風の発生、台風の大型化による長雨で水害や地滑りに加え、今年はコロナ感染被害があり、重複して災害に合う地域が増えてきました。復興には物資だけでなく周囲の温かい声がけやお手伝い、気遣いが何よりの励ましとなります。「お互いさま」の思いやり、支え合いの大切さをお子さん達に伝えていきます。

~保育園部~

ファミリー参加デイの様子

 

<三園合同発表会について>

~お子さんの成長している姿・生き生きとした発表の姿を今年は各園で~

■昨年度より会津風雅堂の予約をして日程を決めていましたが、新型コロナウィルス感染症が収束しないため、市文化施設感染防止対策ガイドラインに基づいた使用が必要という連絡がありました。ギリギリまで検討しましたが、会津風雅堂ステージ上で前後左右2mの間隔をあけての発表など、幼稚園の発表会の使用条件としては実情にあわないため、今年度は各園での開催とすることに変更しました。

■園での発表会は、普段練習を積み重ねた場所での発表であること、保護者の皆様に間近でお子様の表情や心の動きなど成長をよく見ていただけるという良い点もあります。

~ホームグラウンドでの発表でレベルアップを目指します~

■リハーサルのため風雅堂に移動する日程や園ホール全体を使って広がって練習することがいらなくなります。その分、発表内容の充実や園児自身の工夫やアイディアを引き出す余裕が出来ると期待しています。

「力を合わせる気持ちよさ」「自分の役割を果たし友達と一緒に作り上げる喜び」「やり遂げた満足感」を味わえるよう取り組んでいきます。

目標に向かってじっくりコツコツ取り組むプロセスへの応援とやり遂げた時の「評価・承認・賞賛」が自己肯定感を育み生涯にわたって課題解決に役立ちます。ご家庭と一緒に価値のある経験となるよう大切に進めたいと存じますので、ご支援をお願いします。

また、保護者の皆様には、検温やアルコール手指消毒などの感染対策のご協力をお願いいたします。尚、詳しいプログラムなどの内容は各園から後日プリントでお知らせします。

年長さんと一緒にダンスをしたよ

                 

 

【発表会の日程について】

◎認定こども園会津若葉幼稚園

5歳クラス    12月12日(土)

3歳・4歳クラス  2月27日(土)

 

◎菅原若葉こども園

4歳・5歳クラス 12月12日(土)

満3歳・3歳クラス 2月20日(土)

 

◎みなみ若葉こども園

4歳・5歳クラス 12月13日(日)

 

~満3歳クラス~

「のりを上手に使えるようになったよ!」

 

未入園児親子体験遊びカンガルーム>

施設開放  <おひさまルームのご案内

 ~来年度の入園申し込み受付が始まっています~

■乳幼児期に、家族と一緒に他のお子さんや家族と過ごす時間は、「公園デビュー」など成長発達にとても大事です。

社会性を育てる機会が少ない子育て環境状況の改善のため、若葉こども園は『お子さん・保護者の交流の機会、触れ合いの場の活用』に努力してきました。「子育て支援」として、0歳から幼稚園入園前のお子さん同士一緒に遊びながら触れ合う経験や、保護者の皆さんでコミュニケーションを園舎内やお外で取っていただくプログラムを増やしています。

先生や園児のお兄さんお姉さんと交流し、お子さんが『優しく、親切にしてもらっているという安心感』『集団生活が楽しいと感じる経験』を積み重ね、自分が大きくなった時に同じように小さいお友達に優しくしてあげようという思いやりの気持ちや自立性の成長につながります。

感染症対策を十分とりながら、お子さん達に喜んで遊んでいただけるよう準備してお待ちしています。

■令和3年度入園手続きは、各園で行っていますので希望の方はお申し出下さい。書類は12月1週目までに各園に直接提出下さい。園児弟妹の入園手続きがまだの方、またはお知り合いの方で入園を希望される方がいらっしゃいましたらご紹介下さい。詳しい内容についてお問い合わせがありましたら、ご連絡をお願いします。

11月の日程 内容をお知らせします】

☆認定こども園 会津若葉幼稚園

11日(水)『くださいな! おみせやさんごっこ』

25日(水)『作ってあそぼ レジ袋で凧つくり』

☆菅原若葉こども園

10日(火)『おみせやさんごっこ』

24日(火)『ふれあいあそび』

☆みなみ若葉こども園 幼稚部

5日(木)『うんどうあそび』

12日(木)『しっぽとり』

保育部「おひさまルーム」(施設開放)

5日(木)・12日(木)

~5歳クラス~

 カレーつくりの様子

「おいしいカレー作ろう

全園児で年長さんが作った手作りカレーを会食しました。

 

越尾さくらさんが、ブログに学園史のこと  を紹介してくださいました

■会津若葉幼稚園昭和61年度卒園の越尾さくらさん(歌手・タレント、あったか福島観光交流大使)が、ご自身のオフィシャルブログ「∞さくブロ∞」で、中沢学園学園史のことを載せてくださいました。

さくらさんは、若葉コンサートに出演してくださったり、震災直後に福島県復興を願い作られた「Lucky Island」「うつくしまやまねこ」のミュージックビデオ出演のため会津若葉幼稚園にいらして園児と一緒に映像を撮るなど大変ご縁のある方です。

『福島の美しさ、強さ、素晴らしさ』を音楽を通して届けたいと頑張っています。これからも福島県復興のために一生懸命頑張っているさくらさんの活躍を応援したいと思います。

~さくらさんのブログをご紹介します~

【中沢学園75年のあゆみ】学園史に掲載

私の母校は会津若松市にある会津若葉幼稚園なのですが、その中沢学園の学園史に、卒園生として寄稿させて頂きました。

先日、その学園史が自宅に届きました。

私なりに、その当時の事、卒業後どんな人生の歩みをしてきたのか、そしてあの東日本大震災後に、故郷にエールを込めて当時の園児の皆さんと作ったミュージックビデオの事など、想いを込めて書かせて頂きました。

学園史とともに、会津銘菓も一緒に送っていただきました。小法師とあかべこ。

起き上がり小法師も一緒に入っていて、地元の味にほっこりしました。

起き上がり小法師の様に、この状況に負けずに卒園生として恥じない様これからも頑張っていきたいと思います!!

~保育園 2歳クラス~

身体を動かして遊んでます