10月 園だより
コロナウイルス禍のなかで前向きに生活するために
先月の連休以後、全国でコロナウイルス感染症罹患者数は第二波の増加傾向が見られます。福島県内、会津管内でも罹患者数の増加がありました。
若葉幼稚園・こども園では、保護者の皆様にも感染症予防のご協力を頂き、今現在園児の皆さんは元気に園生活を送っています。
引き続き、感染症予防に努めましょう
○ご家族で規則正しい生活を送りましょう。感染症を予防するには、運動、食事、休養及び睡眠の調和のとれた生活を続けることが何より大切です。
○ウイルスから、自分自身や大切な人を守るため、手洗いやうがいの徹底・マスク着用・手指消毒の実施等の基本的な感染症対策や、外出先でも「三密を避ける」等予防策の徹底しながら過ごす工夫をしていきましょう。
〇万が一、お子さんを含めた同居家族の方が濃厚接触者となった場合やPCR検査を受けることになった場合には、園までご連絡ください。
〇心配なことや不安なことがありましたら、園にご相談ください。
新型コロナウイルス感染症に関する差別・偏見の防止は一人一人の意識と人類ワンチームの気持を持つことが大切です
新型コロナウイルス(COVID-19)は、今後感染症の一つとして位置付けられ、人類と共存生活になります。
現在データ収集とともに、急ピッチで、ワクチン開発や治療薬開発が進められていますが、治療効果や安全性の確かめに長い期間を要します。
しばらくの間、感染対策を維持しての生活が必要です。それでも、感染者や濃厚接触者になってしまうことが起こります。私たちの誰もが感染の可能性があります。
感染者、濃厚接触者等とその家族に対する誤解や偏見に基づく差別を行わないこと、思いやりと励ましの言葉で温かく接する姿勢が大切です。
感染を責める雰囲気が広がると、医療機関での受診が遅れたり、感染を隠したりすることにもつながりかねず、地域での感染の広がりにつながり得ることが考えられます。
また、医療従事者や社会活動を支えている人たちへの敬意や感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。
園遊会・秋こども祭りの開催について
保護者・地域の皆様と一緒に、秋の実りや園児のお子さん達の成長を実りの一つとして捉え、お祭り方式で楽しむ行事として実施してきましたが、会食を伴う行事のため各園で実施に向けた検討を重ねてきました。
コロナ禍に負けず、前向きに「スクラップ&ビルド」で内容を最構築し、お子さんの成長に必要な経験を保障できるよう各園の状況に応じて次のように行います。
会津若葉幼稚園
■全園児、全保護者の大人数が集まっての園遊会は、開催しません。代わりに、『秋こども祭り』お楽しみイベントとして、園遊会で経験してきた“収穫の恵みへの感謝”や“大勢で働くことの大変さや喜び”を味わえるよう、密集を避けるために日にちを分けて他の行事の中に組み込み、園児と保護者の皆さんで安全に楽しめるように計画します。
~秋こどもまつりの具体的な内容~
◎10月21日(水)4歳クラス保育参観
・自分達で収穫したさつま芋を使って、焼き芋レストランを開きます。レストランのお店屋さんは、4歳クラスのお子さんが、必要な物を考え準備し、役割分担をして行ないます。パラバルーン演技も披露したいと計画しています。
◎11月10日(火)3歳・5歳クラス保育参観
・5歳クラスは、手作りした品物のお店屋さんを開きます。参観日は、お家の方にお客さんになっていただきます。
■その他、ご協力いただけるご家庭よりバザーの品物をいただき、1週間の期間でバザーを開きます。期間中ご覧いただき、欲しい方の善意の額で購入下さい。売り上げは、豪雨災害やパンダハウス(福島県立医科大学附属病院のサポートハウス)への寄付金に使わせていただきます。
また、全園児が交替で、5歳クラスのお店屋さんに買い物に行ったり、4歳クラスの焼き芋レストランでご馳走になったりします。
菅原若葉こども園
■11月5日(木)保育参観で、園遊会の中で経験する「収穫の恵みへの感謝・みんなで働くことの大変さや喜び」を味わえるよう計画しています。
【保育参観・お店屋さんごっこ】の内容
◎満3歳・3歳クラスのお子さんは、お家の方と一緒にお兄さん・お姉さんのお店に買い物に行きましょう。
◎4歳クラスは自分達で収穫したさつま芋とお子さんの作った木工小物を販売する予定です。何を作ろうか?子ども達が考え中です。
◎5歳クラスは実習田で収穫した新米を販売しようと計画中です。お子さんのアイデアがいっぱいの入れ物に美味しいお米が入っています。また、「おいしいネックレス」「プラバンキーホルダー」なども準備します。
みなみ若葉こども園
『みなみ若葉秋こども祭り』は、平日の保育の中で『年長クラスのお店屋さんごっこ』として行います。保護者の方の参加はありませんが、お子さん一人ひとりが自分で買い物をする経験が出来るよう計画しています。
日程は、満3・3歳クラスのお子さんが10月28日(水)、4歳・5歳クラスのお子さんが10月30日(金)です。
満3・3歳クラスのお子さんは、会食会費から1人1つ(100円分)負担して全員が『お菓子バック』の引換ができるよう、券を持ってクラスのお友達や先生と一緒に買い物します。
4歳・5歳クラスのお子さんは、【『キャンディネックレス』『会津木綿のくるみボタン(ヘアゴム・マグネット)』『プラバンキーホルダー』『アロマボトル』『お菓子バック』 各100円】チラシを参考に事前に、お子さんとお家の方で相談をしてもらい、希望で購入していただきました。当日、品物の券を持ってお店に行き種類や個数を自分で確かめて引き換えます。
5歳クラスのお兄さんお姉さんが、“小さいお友達に喜んでもらいたい”“絵柄や色合いはどうしようか…”クラスのお友達と相談したりアイデアを出し合ったりして今からとても楽しみにしています。たくさんいただいた注文個数を、一つ一つ心を込めて手作りします。お店の装飾や、店員さんの動きの確認などお子さん達と少しずつ準備を進めていきます。
詳しい内容については、後日各園よりお知らせいたします。
今後も各園共に、保育の中で収穫の喜びを味わうプログラムを予定しています。
◎4歳クラスは実習畑で収穫したさつま芋で、蒸かし芋、焼き芋、芋巾着などを会食します、他学年にももちろんお裾分けがあります(^^♪
◎5歳クラス・・・実習田で自分達の手で収穫したお米で、準備したいろいろの具を巻いて手巻き寿司パーティーをします。
学園記念誌発刊のお知らせ
来年、中沢学園創立75周年を迎えるにあたり、学園のあゆみ『心はいつも若葉色』を発刊致しました。
保護者の方にも希望される方に、お渡ししたいと考え、先日お伺いをさせていただきました。
創設された昔のことが多く載っている重さがある厚い本となっているため、園児の持ち帰りは少し無理ですので、参観の時など直接ご希望される保護者の方にのみお渡しします。お知り合いの卒園生の方で、記念史がほしいという方がいらっしゃいましたら園にお声掛け下さい。