お知らせ・園だより

活躍する卒園生

会津若葉幼稚園 平成20年度卒園 聖光学院高校3年 海野 卓人くん

■7月の『福島2020夏季高校野球』で、聖光学院高校が14年連続17度目の優勝をしました。優勝に、平成20年度会津若葉幼稚園卒園生の海野卓人くんが、1番セカンドとして大きく貢献しました。この時インタビューで、「3年間積み重ねたことを最後に出し切ることができた。8月の東北大会でも最後までやりきりたい」と答え、それが見事現実となりました。

『東北地区大会』も聖光学院高校が圧巻の優勝で、東北制覇しました。海野くんは、打撃での活躍はもちろん打率も良いのですが、足の速さを生かし盗塁を決めるなど、常にユニフォームが毎試合黒く汚れる全力での走りが印象的でした。

■幼稚園時代、とても活発で、周りを楽しい雰囲気にしていました。身体を動かして遊ぶのが好きで、運動会のリレーや運動能力測定で良い結果を出し、卒園時の将来の夢は、「イチロー選手のようなプロ野球選手になって、メジャーに行きたい」でした。

■8月18日(火)に優勝の報告に金メダルと甲子園の砂を持って、来園してくれました。年長クラスのお子さんに輝く金メダルを見せてくださり、そのお礼に年長さんが描いた絵とメッセージをプレゼントしました。海野くんからは、「みんなの応援のおかげで優勝できました。これからも頑張ります」と笑顔で話してくれました。

■自分の思いや考えをしっかり言葉にする姿に、大きな成長と頼もしさを感じました。幼稚園時代と変わらない夢に向かって、前を向いて歩んでいる海野くんの今後の活躍が楽しみです。

◎聖光学院高校を選んだ理由は・・・

全国屈指の強豪校で、全国レベルでどのくらい活躍できるか力を試したいと思った。野球だけではなく、人間的な成長ができる高校です。

◎レギュラーをとるのも大変だと思うが、頑張ってきたことは・・・

練習の中に「ランニングメニュー」があり、学年ごとにリーダーが選ばれますが、1年生の時から3年間リーダーを務め、自分でもよくやったと思う。

◎野球を辞めたいとか、つらいと思ったことは・・

野球生活をつらいと思ったり自信をなくしたりはしなかった。他の地区には、すごい選手がいっぱいいる。全国に通じるかどうかより、人間としてどう成長できたかどうかということに自分自身のベクトルが向いていった。

◎高校3年生になった今の将来の夢は・・

プロ野球選手になってメジャーへの夢は、幼稚園の時と同じ。大学に進学して、野球を続けていきたい。

◎幼稚園のことで覚えていることは・・・

活発なほうだった。ブランコやかけっこなどでいっぱい楽しく遊んでいた。

◎幼稚園の子ども達へ先輩から伝えることは・・・

いろいろな事をやっていく途中で、つらいことや嫌になることがある。そういったことも成長していくのに大事。つらいから逃げるのではなく、立ち向かって強くなってほしい。

「年長児から絵とお手紙をプレゼントしました♪」