5歳クラス 5月 学年だより
種もみを蒔きました!
年中クラスの時に種もみ伝達式で引き継いだ種もみを使ってお米を育てようと、稲穂から種もみを取りました。取った種もみを水に浸すと、浮いているものと、沈んでいるものがありました。「沈んでいるものはお米の粒が大きいのかな?」「浮いているものは空気をたくさん吸うんじゃない?」など、予想を立てて考える姿がありました。
種もみがよく育つためには何が必要かを考えると、これまで園で育ててきたアサガオやサツマイモのことを思い出し、「土!」「水!」「太陽!」「空気!」といった意見が出てきました。
土の代わりに脱脂綿をペットボトルの底に敷き、その上に種もみを蒔いて水を入れ、お日様の光が当たる窓際に置いて育てています。「今日はお水減ったかな?」「何か出てきた!これは芽かな?」と生長を見守り観察しながら、毎朝水をあげています。
今月は実際に田んぼに出かけ、田植えを行います。田んぼに入って自分の手で苗を植えることで収穫に期待を持ち、食への意識を高めます。
育った苗は6月に各ご家庭に持ち帰る予定です。バケツやペットボトルに土を入れ、育ててみてくださいね。
負けない気持ちと身体を育みます!
天気が良く、暖かい日が続き、園庭でたくさん身体を動かして遊んでいます。「うんどうがんばろうカード」を作り、鉄棒や雲梯、縄跳びや登り棒に挑戦し、できたところにシールを貼っています。「全部にシールを貼れるように頑張る!」と意気込み、「今日は雲梯の半分まで行くぞ!」「逆上がりやってみる!」と自分なりに目標を決めて取り組む姿、諦めずに挑戦する姿が見られるようになり、とても頼もしいです。
友達が頑張っている姿を見て刺激を受け、「私もやってみよう!」と前向きな気持ちで挑戦するお子さんが増え、学年全体で目標を持って取り組んでいます。
固定遊具の他にも、クラス対抗リレーやドッヂボールで学年全体での交流を大切にしながら過ごしています。「リレーするよ!」と声をかけると大喜びのお子さんたちです。腕を大きく振り、最後まで力いっぱい走ることや次の友達にバトンをしっかり渡すことを意識して、同じチームの友達を応援することの大切さや力を合わせて頑張ることの心地よさを感じています。
「やってみよう!」と挑戦する気持ちや努力をする過程を大切にし、楽しく運動能力を高めるとともに体力作りに取り組んでいきます!