みなみ若葉こども園のお便り

4歳クラス 9月学年だより

 

夏休みカレンダーを眺め、楽しかった出来事や頑張ったお手伝いの事を発表しました。休み中に自転車に乗れるようになったり、プールで潜ったり顔を水に付けられるようになったりと「出来ること」が増え自信が育ってきています。

2学期に入ってからもプール遊びを楽しみ、あっという間に今年度のプール遊びが終わりましたが「緑バッチになってまた入れるのが楽しみ!」と、来年度に期待を持っています。戸外では、ドングリや栗が落ちていたりバッタやトンボの種類が多くなっているのを見つけ、少しずつ季節が変化していることを感じながら遊んでいます。自然を感じながら、運動会に向けて体調管理に気を付け、楽しく保育を進めます。

生き物だいすき!

1学期、戸外遊びに出かけるとカエルやダンゴムシ、蝶々やザリガニなど様々な生き物と出会い、大切に飼育して生き物の成長を感じたり、命の大切さを知ったりと毎日の観察・お世話を楽しみました。はじめは『捕まえて満足』のお子さん達でしたが一緒に生活していくうちに生き物に対する興味関心が深まり、虫かごの環境を整えようとする優しさや、友達同士で「こうしたらどうかな?」「こうしてみよう!」と自分の気持ちや考えを伝え合う姿が多く見られました。気持ちを受け止めてもらえることの嬉しさを味わいながら、生き物との新たな出会いと発見を2学期も楽しんでいきます。

みんなで遊ぶの楽しいね!

2学期も引き続き、4歳クラス間の交流を深め、色々な友達の良さを感じ、遊びの幅を広げてほしいという願いから『コーナー保育』をしています3クラスを開け放し、クラス毎に“運動遊び”や“製作遊び”“ままごと”等のコーナーを設けて自由に行き来しながら遊んでいます。

最初は、緊張や遠慮で、なかなか他の保育室に行くことが難しかったお子さん方も、今では「○○組に行ってくるね」「今日はソフト積み木で遊んでくる!」と自分でやりたい遊びを決めて、遊びに行くことが出来るようになっています。他の子が遊んでいるところでは大きな声で「まーぜーて!」と言い、「いーいーよ!」の返事に嬉しそうに遊び始め、クラス関係なく一緒に遊ぶ様子がたくさん見られます。

様々なコーナーでの遊びが盛り上がっていますが、縄跳びを経験していくうちに大縄跳びが大人気となり「〇回跳ぶぞ!」と自分で目標を立てて挑戦しています。出来るようになった喜びを感じたり、友達の姿を見て刺激をもらい「〇○君すごいね!」と、互いに高めあう姿も見られます。個人の縄跳びでも『縄を回す→縄を跳ぶ』を繰り返しながら少しずつコツを掴み、連続して跳べた時には大喜びです。

初めてのことでもまずは『やってみよう』の気持ちで挑戦することを大切に、より楽しく充実した遊びの時間になるよう、お子さん方の様子を見ながら、遊びの種類を変化させ、環境を整えていきます。

せんの遊びおもしろいね♪

1学期後半から、教材“せんのあそび”で、クレヨンや鉛筆を使って、渦巻き線や波線、ギザギザ線、横線などの線をなぞり、真っ直ぐほどよい筆圧で線を描く練習を始めました。魚釣りや迷路になっていてどのページも「おもしろそう!」ととても興味を持って取り組んでいます。

座る姿勢や鉛筆の持ち方、話を聞く態度を知らせながら、取り組む楽しさを味わい、書いて表現する喜びが膨らむように進めていきます。

バンビルームの様子☆彡『飛べ飛べトンボ』

日中はまだ暑い日が多いですが、日が落ちるのも随分と早くなり秋の訪れを感じます。園庭では沢山トンボが飛ぶようになり、網を使って捕まえたり、絵本図鑑を見て「同じトンボだ!」「羽の模様すごいね!」等と喜んでいます。そこでトンボの手作りおもちゃを製作して遊びました。

2つ折りの片面にトンボの半分の絵が描いてある線を用意しました。少し複雑な形なので、「難しいな…」とつぶやくお子さんもいましたが、慎重にハサミを動かし、苦戦しながらも上手にトンボの形に切り取ることができました。

切り取ったトンボに、好きな色で模様や絵を描き、頭にクリップをつけて、本物のトンボのように飛ばして遊んでみました。“まっすぐに飛ぶトンボ”“クルクルと回りながら飛ぶトンボ”があり、出来上がった形や、飛ぶ動きに面白さを感じていました。上手に跳ばせるお子さんが「しっぽのところを掴んで優しく飛ばすと良いよ!」と知らせ、お子さん同士で“どうすれば上手に飛ぶのか”を考えながら何度も挑戦し、「飛んだよ!見て!見て!!」と喜びを伝え合い、とても嬉しそうでした。