お知らせ・園だより

1月園だより

<あけましておめでとうございます>

■お正月はご家族で楽しく過ごされたことと思います。3学期がスタートしました。若葉幼稚園・こども園の保護者の方々は、お子さんの将来、成長を真剣に考え通園させて下さっています。そのお気持ちを教職員一同再認識し、保育の評価・反省を重ね「熱意と向上心」「やさしく、親切、丁寧に」を忘れず、仕事をきちんと進めていきます。

豊かな人間性、創造性、科学性の育成、誰とでも自由に平等に交流できる人間に成長して頂くよう、それぞれの成長をしっかりと受け止めさらに伸ばす保育を進めます。保護者の方々もお子さんと一緒に楽しい幼稚園時代を送っていだけますよう努力して参ります。よろしくお願いします。

満3歳クラスの様子
「お友達と一緒に作ったよ。すごいでしょ♪」

<出生数全国90万人割れ会津若松900人割れ>

2019年生まれの赤ちゃん数は86万4千人の見通しと、厚生労働省が先月24日に公表しました。減少幅は1989(平成元)年以降最大、一方死亡数は137万6千人と戦後最多で、人口の自然減は51万人2千人と過去最大となり、少子化と人口減はより深刻さを増しています。現役世代の減少は、年金・介護・医療など社会保障制度の維持を困難にします。

福島県でも2018年の出生数は1万2495人で過去最少を更新し、2019年は公表されていませんが、昨年より減少傾向です。会津若松市の出生数は、2016年(平成28年)には900人を下回り、2018年は839人で過去最少となりました。これからの少子化は、全国で同じ様に進むとは限りません。

少子化問題は随分前から予想されており、歯止めをかけるべく知恵を絞って手立てを推進している自治体ではその傾向が緩やかに、手立てをとらない自治体ではその傾向がハイスピードで進みます。

将来にわたって暮らしやすい街づくりのため、その自治体行政がどのような施策をとるか、私たち市民がきちんと確認し評価する責任があることを肝に銘じておきたいものです。

<こころと身体・個性の成長を確かめる『成長・発達の記録Ⅱ』の内容と目的> ~有意義な個人面接を~

■ご家庭と園でお子様の成長についてより理解を深めるために、一人ひとりの園での遊びや生活の様子(友達関係、興味関心の広がり、得意なこと、取り組んでいきたいことなど)を整理してまとめた『成長・発達の記録Ⅱ』を1月末にお届けします。若葉幼稚園独自の取り組みです。

『成長・発達の記録Ⅱ』は園の保育が十分かどうかを見る側面もあります。ご家庭で最近成長が目立つ姿など、保護者の皆様がお気づきの部分も沢山あると思います。保育内容や方法に改善を加え努力しますので、お気づきの点、ご感想などご遠慮なくお伝え下さい。

3歳クラスの様子
「お掃除楽しいよ~。床がピカピカだね!」

■2月3日(月)~2月10日(月)の「個人面接」期間で保護者の皆様と担任が園での様子・ご家庭での様子を話し合い、入学・進級を念頭においてお子さんの成長の共通理解を深めます。(5歳クラスは2学期に実施しました。お一人15分~20分程度ですが、有意義な話し合いとなるよう『成長・発達の記録Ⅱ』と『個人面接打ち合わせ表』を基に進めます。

時間が足りない場合には改めて十分な時間を取りますので、担任に申し出て下さい。「子育て相談」を学園理事長、各園の園長、副園長が随時お受けしますので、迷いや気がかりを抱え込まずお話して頂き、気持ちに余裕を持って、子育てをゆったりと楽しんでいただきたいと考えています。

<ソニー幼児教育支援プログラム 2019年度 奨励賞受賞>

■今年の「子ども科学教育プログラム」・「幼児教育支援プログラム」で、会津若葉幼稚園が奨励賞を受賞しました。

今年度福島県では、最優秀園に福島大学附属幼稚園、優良園に川俣町立富田幼稚園、奨励園に認定こども園会津若葉幼稚園、二本松市立あだたら保育所、川俣町立川俣南幼稚園、優秀校に福島大学附属小学校、奨励校にいわき市公立小学校3校、田村市立小学校、福島市立小学校、川俣町立小学校の計12校が受賞しました。

会津若葉幼稚園の審査表で、「地域の教育力を保育に取り入れることで、本物と出会った子ども達が、対象への興味を一層深めていることがわかります。また、保護者が子どもの研究に寄り添えるように、園の保育についての発信を工夫し、綿密な連携を重ねています。風、水、地面の温かさ、転がし遊びなど、貴園の日常の子ども達の遊びには多くの「科学する心につながる姿があり、それを保育者が注視して見取り、環境の工夫をすることで、体験が広がったり深まったりしていることもわかりました。このような、子ども達に豊かな体験が出来るように保育を工夫されていること」が評価されました。

2月13日(木)に行われる福島県合同表彰式に代表2名が出席します。

4歳クラスの様子
風車で試してみよう。「風が吹いてきたぞ~」

ソニー教育財団は未来を生きる子どもたちの「科学する心」を育てる環境づくりを応援し、情熱を持って取り組んでいる全国のこども園や幼稚園、保育園を支援し、優れた取り組みや成果を全国に広めています。

2019年度は全国の幼稚園・保育園・認定こども園から153件の応募がありました。若葉幼稚園・こども園では、こども園、幼稚園、保育所を含めた幼児教育の質の向上を確かめるため、全国レベルのプログラム審査に継続して取り組み、文科省の幼児教育専門家やトップクラスの大学の先生方による客観性のある第三者評価をいただき、『保育の質の確認と向上』につとめています。

 

<3学期の保育参観・子育てセミナーにぜひお出かけ下さい>

■今年度のまとめとなる「保育参観・子育てセミナー」を下記の日程で行います。

◎会津若葉幼稚園   1月21日(火)

◎みなみ若葉こども園

5歳クラス    1月28日(火)

4歳クラス    1月30日(木)

満3歳クラス   1月31日(金)

3歳クラス    2月 7日(金)

◎菅原若葉こども園  2月20日(木)

ご両親の他に祖父母の方々などご家族どなたでも参観できます。お子さんの立派に成長した態度や行動、頑張っている姿を家族団らんの場でお話いただくことが更なる成長や意欲につながります。集団の中でお子さんの成長の姿を確かめる機会や時間は、『こども園』『幼稚園』が保育所、小・中学校に比べ最も多くあります。充実した生活の中で成長している様子を直接確かめておかれると、思春期、青年期の大きな変化にも驚かず余裕を持って接することができます。生涯の中で数少ない機会ですので、どうぞご活用下さい。

参観後は1時間程度の「子育てセミナー」を行います。参加された皆様から「子育ての参考となるいろいろな情報を聴くことができます」と喜んで頂いています。

若葉こども園・幼稚園では保護者の方がお子さんを見る視野を広げ、新鮮な気持ちで子育てをして頂きたいと願っています。専門的なお話を聴くことで、親として子どもより一足先の成長ができる良い時間となりますので、ぜひご参加下さい。

 

<若葉三園合同発表会が盛大に行われました>

フィナーレを飾る5歳クラス合同の素晴らしい歌声でした。

■『みんなでうたうよろこびを』『やりとげたおもいでをいつまでも』をテーマに「劇・合奏・ダンス・歌」などお子さん達が大きなステージで生き生きと輝く姿をご覧頂きました。

客席ではご家族の皆さんがお子さん達の発表を笑顔で目を細めてご覧頂き、温かい大きな拍手をありがとうございました。ご家族や大勢の方に笑顔で褒めていただいた事はお子さん方のこれからの頑張りや成長する力に繋っている事を毎年実感しています。終了後には、お子さん達の頑張りや立派な発表への感動を直接お話し下さったり、教職員へ温かい労いの言葉を頂きました。

リハーサルで園児の付き添い、駐車場誘導、チケットの確認、終了後の片付けなど大勢の保護者の皆様に片付けの協力のおかげで全てのプログラムを時間通りに終了できました。沢山のお力添えを頂きながら、お子さん達が力を発揮し素晴らしい発表会ができた事を教職員一同心から感謝申し上げます。

園児ひとり一人が主役になり、役や動き、振り付けを考え、歌や言葉を録音しやたり、必要な道具や背景を工夫して作り、意欲を高めて当日を迎えました。 劇は原作の内容に十分に親しみ、合奏は音や気持ちを合わせ、どんな表現をしようか、もっと良くなるにはどうしたらいいか、みんなで一緒に考えました。

友達と気持ちを一つにして難しい課題に取り組みやり遂げた達成感は自信となり生涯の宝物になります。フィナーレの三園の5歳クラス全員と教職員のドイツ語の歌詞を入れた「よろこびのうた」は大きくなった時も思い出して今後機会があれば歌ってほしいと願っています。

小さいクラスのお子さん達はお兄さんお姉さん達の頑張りや取り組み、楽しそうで自信に満ちた姿に憧れ真似て大きく成長していきます。3学期もお子さんひとり一人に寄り添い、豊かな心と体の成長を大切に丁寧な保育を進めます。

<冬休み中に園内研修を進めました>

■理事長から「令和2年を迎えての会津若松市の現状から考える、こどもの中心でこどもの利益を最優先の方向の確認」を聞き、各学年毎に2学期までの園児の姿と園の教育課程、保育プランを照らし合わせ、課題を探り、3学期の保育の進め方、目標についてワークショップ、共通理解を進めました。今月も幼稚園・こども園の研修会へ積極的に参加し、保育の質の向上に努めます。

【優しく・親切・丁寧に】を大切に、お子さん達ひとり一人が様々なチャレンジする中で、自信を持ち、個性や意欲を発揮しながら充実した楽しい園生活を送ります。ご家庭と一緒にお子さんの成長を確かめ合えるよう、引き続きご協力を宜しくお願いします。

<こども園幼稚園部一日入園説明会を行います>

■令和2年度「新入園児説明会」を1月から3月の期間で2~3回に分けて各園行っています。

お子さんが集団生活に慣れ楽しく通園できるように「幼稚園・こども園の生活がどのようなものか」「入園の心構え」「持ち物や準備する物」などについてパワーポイントや資料をもとに、詳しくご説明します。

制服の引き渡しやスクールバス利用希望の方は乗車場所の確認、預かり保育ご利用の方に「過ごし方の内容や用意していただくもの」についてお話します。

お子さんは説明会の間、同じ年齢のお友達や先生と遊具で遊んだり紙芝居をみたりして、園生活を体験します。

保護者の皆様に園児の成長の様子や雰囲気などご紹介していただき、行事などにお誘い下さるなど、ご協力をいただき感謝しております。「遊びに行ってみようかな?」「満3歳クラスはどんな生活をしているのかな?」など情報を知りたい方がいらっしゃいましたら、若葉幼稚園・こども園の保育をお薦めいただくようお願いします。

<施設整備、環境整備が進んでいます>

■よりよい環境でお子さん達が伸び伸びと安全に園生活を過ごせるように、各幼稚園で施設整備や環境整備を進めています。

◎認定こども園 会津若葉幼稚園

ヨットの改修工事を進めました。ヨットの本体を新しい木で覆い、お子さん達が安全にヨットに乗って、想像力を膨らませながら遊べるように改修しました。

保育園のお子さん達が飛び出さないように、エンゼル園の保育室入口に引き戸を設置しました。

 

<安全第一にスクールバスを運行します>

■令和元年12月26日、スクールバスの規則、運転手、通園指導員、教師の心得、安全運転について再確認を兼ねての若葉三園の合同研修を行いました。

積雪や凍結で道路が狭くなるなどの状況により、安全確保のためスクールバスの遅れ、乗降場所の変更もありますがご理解をお願いします。各園に除雪車を配備していますので、各園からの出発に大幅な遅れはないと思われます。各園とスクールバスの無線で道路状況の連絡を取り合って運行します。

積雪時は、寒い中待っておられる皆様にできるだけご迷惑をおかけしないよう、安全第一と時間に十分注意を払い安全な運行に努めます。

特別の事態が生じた時には、電話連絡でお知らせしますので宜しくお願いします。